SONY STAMINA 6LR61(SG)

6LR61SG_1ソニー“STAMINA(スタミナ)”の9V角型アルカリ電池です。これ、昨日のブログの記事「6LR61と6LF22の違いについて」の中においてこの電池は6LR61タイプを用いている電池、と紹介したのですが、今日店頭に確認しに行った所、マレーシア製の6LF22タイプが売られていました。この記事を借りてお詫びするとともに、今回の記事で両者の違いを検証して行きたい。
写真左がタイ製の6LR61タイプのパッケージで、写真右がマレーシア製の6LF22タイプのパッケージ。6LF22タイプのほうがパッケージに丸みがある。

6LR61SG_2パッケージ裏。使用推奨期限は両者とも2年。タイ製は「08-2014」で2012年8月製造、マレーシア製は「04-2015」で2013年4月製造である。去年(2012年)製造がタイ製であったということは今年(2013年)のロットからマレーシア製に切り替わったのだろうか?富士通の9Vマンガン(3600)のように混在なのかもしれない。
細かいことを言えば、タイ製は外装トレイに“PETボトル再利用品”が使われているが、マレーシア製では使われていない。

6LR61SG_7パッケージの拡大。よく見るとタイ製のものには「6LR61SG-BHD」と型番表記だけなのに対し、マレーシア製のものには型番表記に加え「(型式6LF22)」と追加表記されており、6LF22タイプであることがわかる。
ちなみに、三菱の9V角型アルカリ電池も品番上は6LR61であるが、「型式6LF22」と記載してあり、今回のソニーのものと同じ書き方をしている。

6LR61SG_3タイ製のものにはサイドから開けられる取り出し口が付いているが、マレーシア製のものには無い。

 

 

 

6LR61SG_4電池本体。左がマレーシア製、右がタイ製。タイ製の方はパナソニックOEMのものとして、お馴染みのマイナス端子の樹脂リングが付いている一方、マレーシア製のものはマイナス端子が六角形状になっている。
正面から見た感じでは別段両者とも違う色には見えない。

 

6LR61SG_5電池横。生産国が違うのはもちろんだが、マレーシア製のものには「6LR61 (SG) (型式 6LF22)」とパッケージと同じような記載があります。

 

 

6LR61SG_6底面比較。マレーシア製のものはマクセル「ボルテージ」と同じで、タイ製のものは同じくタイ製の富士通「G-PLUS」と同じ(偶然、使用推奨期限まで同じ)である。ナナメから見ると緑の色合いが違うように見えますね。
この事例のようにかつて6LR61タイプだったものが6LF22タイプに変わるものもあるようなので注意です。昨日も書きましたがやはり、マレーシア製には要注意ですね。


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