ATC(R) Alkaline MAX LR6 1.5V AA / LR03 1.5V AAA

今回は某アダルトショップでお馴染みな『優秀な乾電池』こと“ATC”という電池メーカーのアルカリ電池を紹介します。
ATCは香港に所在する電池メーカーで、現在は電池のみならずスマホのアクセサリーやデジタルオーディオプレイヤーも販売しているようです。当ブログでもATCのマンガン電池を紹介したほか、日本でも“EneMega”というエネループ似のニッケル水素電池が出回ったので知っている方もいるかも知れません。

パッケージ。単3と単4の4本シュリンクパックです。某ショップでは各132円(2020年4月現在)で販売されています。100円均一ショップと比べるとちょっと高めの価格設定ですね。
シュリンクパックにはバーコードと型番が記載されたラベルが貼られています。単3は“ATC LR6-4S”、単4は“ATC LR03-4S”という型番です。何故か単4だけラベルの上から『優秀な乾電池 単四電池(4本パック)』が上貼りされていましたw。

バーコードは「489」から始まる香港のコードで、事業者名は“ATC CORPORATION LTD[4892606]”となっていました。


電池の外観。白地に水色寄りの青色デザインは自分好みでかなりポイント高いです。プラス極側にある水色と白の境目にある銀色もなかなか良いセンスしてると思います。『0% Mercury・Lead・Cadmium』と記載されていて、水銀だけではなく、鉛やカドミウムも含まれていないという表記は珍しいと思います。また、ロゴの下にはATCの商品情報ページのURL(www.atc-lifestyle.com)も記載されています。
日本語を含む8ヶ国語の注意書きが記載されていて随分とグローバルです。日本語では『電池を火の中に入れたり、充電、廃棄しないでください。』とあります。

これが現在の白地に青色デザインになる前の電池です。黒に金というアルカリ電池にありがちなデザインでした。
某ショップでは現在でもこの旧デザインの写真で売られていて、レビューを見ても「デザインが違う!」みたいなのが見られないのがちょっと不思議です。検閲されてる??


ワタシが買ったときにはこのような元箱に入ってきました。“AAA”とありますから、単4サイズの元箱だと思います。ちなみに1箱10パックの40本入りのようです。社名表記は何故かATCのロンドン支社?の“ATC(UK) Corporation Limited”となっていました。『$ave Money』の表記がありますが、何に対しての節約なんでしょうね…。長持ちするから??


箱の左右は電池本体を超える16ヶ国語の注意書き!もしかして、この電池は箱売りを想定しているのかもしれないですね。電池本体は一行ずつでしたが、各国3行に増えています。日本語の注意書きは以下の通り。

電池を火の中に入れたり、充電、廃棄しないでください。
+と-の向きを正しく入れてください。
新しい電池と古い電池を混ぜて使用しないでください。

プラス・マイナス側です。マイナス極の絶縁リングは無いタイプでした。使用推奨期限は単3が「07-2024」、単4が「09-2025」となっていました。パッケージや外箱にも使用推奨期限の記載が無いので、時期的に5年期限のそれぞれ2019年7月と2020年9月製造の電池であると推測されます。

 


今回の電池は絶縁リングが無いので、外装ラベルを剥がした所とプラス・マイナス極の拡大を一気にご紹介。外装ラベルを剥がしてみると、単3には「上:111M 下:J19C」の、単4には「上:199J 下:GHE20」のインクによる印字が見られました。ロット番号の印字パターンだけ見てみると、ダイソーで売られているアルカリ電池のパターンによく似ています。ただし、こちらには絶縁リングが付いているので同じ製造元とは言えないでしょう…。
マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプとなっていました。

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ATC(R) SUPER R6S
→当記事と同じATCブランドのマンガン電池を紹介した記事。ATCのロゴは当記事のアルカリ電池で採用されているものとは違う旧ロゴ。


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