Francfranc アルカリ乾電池 単3形

今回はインテリアや雑貨などを販売している“Francfranc(フランフラン)”のアルカリ電池を紹介します。
公式ショッピングサイトでは「日本から輸入したスチール、フランスから輸入したセパレーターを使用し、液漏れを防止しています。」と紹介されており、かなり凄そうな電池です。材料を変えただけで本当に液漏れを防止できるのかは疑問なのですが、このようなキャッチコピーの電池は始めて見ました。

ラインナップは単3・2本シュリンクパックのみ。通常なら単4もラインナップに加えそうですが、自店舗で発売している時計などとのセット買いを想定してなのでしょうか?単3アルカリ電池のみとは随分潔い戦略ですね。
キャッチコピーを見ると結構高いんじゃ…、なんて思いそうですが単3が2本で税込100円という良心的な価格です。バーコードは独自のものであり、JANコードではありません。

ちなみに電池だけを買うのにFrancfrancの実店舗に行くのは正直オススメできません…。殆どが女子向けの商品の中で電池を探して電池だけ買うのは相当恥ずかしいと思います。この電池が欲しい人は正直にネットショッピングで買いましょうw。

電池の外観です。白を基調としたデザインで“Francfranc”のブランド名が配されたシンプルなもの。最近は白いデザインの電池も多く見かけますし、わざわざ店舗に出向いて買うようなデザインでも無いような気もしますね。
社名表記は“株式会社Francfranc”、生産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。住所表記は無く、問い合わせ先のフリーダイヤルのみの記載となっています。

ところでこの電池、何処かで見たような注意書きでずっと気になっていました。調べてみると、以前当ブログでも紹介したことがあったヤザワコーポレーションのアルカリ電池と全く同じ注意書きであることが判明しました。
注意書きの構成や配置・文面も全く同じものでもしかしたら、この電池の供給元はヤザワコーポレーションなのかもしれませんね…。

プラス・マイナス側です。マイナス極絶縁リングの色は「」。使用推奨期限は「05-2024」となっていました。パッケージに使用推奨期限の表示はありませんでしたが、時期的に5年期限の2019年5月製造の電池であると推測されます。

 

 

外装ラベルを剥がしてみました。“F2EME-J6 251211”というロット番号と見られるレーザー刻印が見えます。

 

 

 


最後に絶縁リングとマイナス極の拡大です。薄緑色の絶縁リングで、切り欠きを下にした状態で上に“2-26”の刻印が見られました。このタイプはヤザワコーポレーションのアルカリ電池とも同じ特徴だったので同一の製造元なのかもしれません。だとしたら“PAIRDEER”製ということになるのですが…。一方、ガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプとなっていました。

★関連記事
YAZAWA アルカリ乾電池 ALKALINE 単3形/単4形 LR6Y / LR03Y
→当電池のネタ元だったりする?ヤザワコーポレーションのアルカリ電池を紹介した記事。記事中では取り上げなかったが、注意書きのみならず、使用推奨期限が5年という点でも共通している。


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