単1形 / 単2形 / 単3形 / 単4形 マンガン乾電池 Manganese Battery 1/2/3/4

100円均一ショップ“キャンドゥ”に現れたオリジナルマンガン電池です。こちらも新登場したアルカリ電池と同様に、前回発売された電池は“PAIRDEER”ブランドを名乗っていましたが、特にブランド名を持たないマンガン電池となっています。
デザインはアルカリ電池の真っ白とは対照的な真っ黒デザイン。アルカリ電池と同じ単3と単4サイズのみならず、マンガン電池には単1と単2サイズもあります。


パッケージです。各サイズ、シュリンクパックでの展開ですが、単1は2本パック単2は3本パック、そして単3と単4は6本パックとなっています。各パックの商品名は以下の通り。
単1:「NO.19414 マンガン乾電池 単1 2P
単2:「NO.19415 マンガン乾電池 単2 3P
単3:「NO.19416 マンガン乾電池 単3 6P
単4:「NO.19417 マンガン乾電池 単4 6P
社名表記は“株式会社キャンドゥ”で、バーコードの事業者名も“(株)キャンドゥ(4521006)”となっていました。アルカリ電池では偶然かな、電池が正面で揃っていましたが、マンガン電池では揃っておらずバラバラです。まぁ、マンガン電池ですからね…。


電池の外観、まずは単3と単4です。デザインはご覧のような真っ黒デザインで真っ白な姉妹品のアルカリ電池を反転させたような感じです。注意書きの文面もアルカリ電池と同じで表立った違いは見られません。が、単4の住所表記がアルカリ電池のそれとは異なっています(マンガンの方は住所の後の電話番号が改行されておらず、連続して表示されている)。
社名表記はパッケージと同様の“株式会社キャンドゥ”、生産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。

おまけで単3のアルカリ電池とマンガン電池を比較してみました。これを見ると、色違いでほぼ同じデザインであることがわかりますね。アルカリ電池の方が形名表示を表す数字(“3”と“4”)がグレー色になっているなどの違いはありますが…。
この写真を編集していて気づいたのですが、マンガンとアルカリでは電池の長さが違いますね。マンガンの方が若干ながら短いようです。

続いて、単1と単2の外観です。注意書きの文面や社名表記は単3と単4と同じで、生産国が中国製なのも同じです。単1と単2では外装が違うマンガン電池も存在しますが、このマンガン電池は全サイズ共通でビニール(PVC)外装。安っぽいです。
電池の型番に“P(高性能:赤マンガン相当)”や“PU(超高性能:黒マンガン相当)”などの符号が見られないためランクは不明。名は体を表すで黒マンガン相当と思いたいですが…。


マンガン電池で絶縁リングも無いので、一気に全サイズのプラス・マイナス側行きますね。使用推奨期限は全サイズで「11-2022」となっていました。パッケージに使用推奨期限の表示はありませんが、時期的に3年期限の2019年11月製造の電池であると思われます。
ちなみに国内メーカーのマンガン電池では単1と単2の使用推奨期限が“3年”、単3以下の使用推奨期限が“2年”となっているケースが多いため、全サイズで同じ使用推奨期限というのはなかなか見られない光景です。


単3と単4の外装を剥がしてみました。使用推奨期限が刻印された底板がマイナス極に付けられています。亜鉛缶にロット番号の印字や刻印は見られません。
右の写真は封止部分の拡大です。ガスケットは部分的に赤くなっている構造。そして、プラス極手前と奥には細長いタイプのガス抜き穴が見られます(写真では手前側しか見えませんが…)。

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単3形 / 単4形 アルカリ乾電池 Alkaline Battery 3/4
→当電池と同時期に発売されたキャンドゥのアルカリ電池を紹介した記事。デザインは当電池とは正反対の真っ白いデザインとなっている。


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