朝日乾電池」カテゴリーアーカイブ

朝日乾電池(SUNRISEブランド)の乾電池を扱うカテゴリです。

SUNRISE HIGH POWER BATTERY R6SSE

R6SSE_1今回は“朝日乾電池”のマンガン電池を紹介します。同社は老舗の電池メーカーで松下電器産業(現・パナソニック)の子会社となり、OEM(組み込み)向の電池メーカーとして存在していましたが、パナソニック エナジー社(現・パナソニックAIS社)に吸収されたようで、現在は同社の電池を見ることはありません。
今回紹介するマンガン電池はかつて存在していた朝日乾電池のホームページ上では“GENERAL PURPOSE”として紹介されており、青マンガン相当の電池に当たるようです。

R6SSE_2電池の外観。デザインはのシンプルデザイン。赤い部分が多いデザインなので青マンガンというよりは赤マンガンに間違えて見えるかもしれませんね。
注意書きは『Caution : Do not recharge, connect backwards, heat or dispose of in fire.』の英文のみ。意味的には「充電しない、逆入れしない、加熱または火に投入しない。」というとこでしょうか。

NO MERCURY ADDED”ということで水銀は無含有。社名表記は“UNDER LICENSE OF ASAHI DRY BATTERY CO.,LTD. JAPAN”という表記。
同じ朝日乾電池の黒マンガンや赤マンガンでは日本製を主張していましたが、この電池では青マンガン相当だからか“MADE IN MALAYSIA”でマレーシア製でした。やはり、資本関係から考えると、製造はかつて存在したパナソニックのマレーシア現地工場「パナソニック マニュファクチュアリング マレーシア」が怪しそうですね。

R6SSE_3マイナス側。本体に表記が無いので、製造日か使用推奨期限かはわかりませんが、それぞれ「05-09」、「05-10」と微妙に表記が異なります。恐らく、2005年9月と2005年10月を指しているのでしょう。なお、この年-月表示の下にはそれぞれ“A”という刻印があり、それが何を指しているのかは不明です。
1枚目の写真でわかるとは思いますが、プラス極の絶縁リングは「」です。

 
今回の更新でカテゴリー、「一次電池(一般)」内に「朝日乾電池」を追加しました。


SUNRISE EXTRA HEAVY DUTY size AA R6U(S)

R6U(S)_1今回は“朝日乾電池”による「SUNRISE」ブランドの黒マンガン電池(単3)を紹介します。朝日乾電池は老舗の電池メーカーで松下電器産業(現・パナソニック)の子会社となり、組み込み(OEM)向の電池メーカーとして存在していましたが、いつの日かパナソニック エナジー社(現・パナソニックAIS社)に吸収されたようで、現在このメーカーの電池を見ることはありません。

 

R6U(S)_2この電池は大分前にリサイクルショップで入手したもので、普段見ない朝日乾電池の電池であったので大量買いした記憶があります。購入時は写真のような4本入りシュリンクパックで入手。やはり、OEM向けのものだったのでしょう。バーコードラベルは一切付いていませんでした。
ちなみにこの電池のシュリンクはほぼロゴ面が正面に向いており、さすが日本製という印象を受けます。

R6U(S)_3電池の正面と裏側の注意書き部分。名義は“朝日乾電池株式会社”で日本製。OEM向けで海外に輸出されることを想定してか、日本語と英語での注意書きが記載されています。
当時の朝日乾電池のホームページによると、黒マンガン相当の「EXTRA HEAVY DUTY()」、赤マンガン相当の「HEAVY DUTY()」、青マンガン相当の「GENERAL PURPOSE()」が存在していたようです。

R6U(S)_4使用推奨期限の印字。この特徴あるレーザー刻印は“National”ブランド日本製の“ネオ黒”にそっくりです。資本関係から見てもこれはパナソニック製であると考えるのが妥当でしょう。
ちなみに刻印は「08-07」。本体には“EXPIRY CODE”で使用推奨期限を意味し、“(MONTH-YEAR)”で(月-年)を表すので、使用推奨期限は2007年8月であろう。製造は2005年8月と推測。

 

R6U(S)_5ただ、使用推奨期限「06-2005」の日本製“ネオ黒”と比較してみると、プラス極の絶縁リングが朝日乾電池が「」なのに対し、ナショナルは「」であるなど若干構造は異なります。使用推奨期限の印字も年表記が異なるので、“ネオ黒”などとの製造ラインとは別だったのかもしれません。

 

R6U(S)_6よく見てみると、注意書きの文面が全く同じで、字体(フォント)も全く同じものを使用していますね。


Sunrise LONG LIFE UM-3A

UM-3A_1今回は今は亡き電池メーカー“朝日乾電池”の古い単3電池を紹介します。同社は老舗の電池メーカーでしたが、松下電器産業(現・パナソニック)の子会社となり、組み込み(OEM向)電池専用の電池メーカーとして存在していました。
しかし、いつの日かパナソニック エナジー社(現・パナソニックAIS社)に吸収されたようで、現在はこのメーカーは存在しません。

 

電池の表・裏。UM-3A_2朝日乾電池の名の通り、“朝日”の絵が印象的。子供の頃この電池はアサヒビールが作っている電池だと思っていた。ちなみにこの電池はリサイクルショップで買ったおもちゃのペンライトの中に入っていた電池。
裏には「MADE IN JAPAN」の記載があるが、刻印や印刷の類がないので年代は不明である(レトロ電池ってこんなのばっかだな)。

 

UM-3A_3プラス・マイナス側。手がかり的には「81-10」表記(1981年10月製造)のノーベルの電池と同じ構造なのでこの頃なのかな?と推測してみる。

 

 

sunrise2ちなみにこの電池、まだ元気で明るくはないけど、電球を付くぐらいのパワーは残っている。リモコンあたりならまだ使えそうですね。